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Column

食品業界に強い営業代行3社比較——メーカー・卸の販路開拓で選ぶ

食品業界向けの営業代行を選ぶなら、「食品業界に強い」という宣伝文句より、バイヤーや小売本部への商談実績を公式サイトで具体的に確認できるかで選ぶべきです。 食品メーカーの販路開拓は、量販店・卸のバイヤーに新商品を採用してもらう提案営業が中心で、一般的なBtoB商材のテレアポとは商談相手も評価の勘所も異なります。なお、後述するクイックセールスは当社(紅JAPAN株式会社)が運営するサービスです。

この記事では、食品メーカー・食品卸の販路開拓に関連する実績を公式サイトで確認できた営業代行会社3社を、業界実績・料金体系・アポ商談の質の担保の3軸で比較します。

比較の評価軸

  1. 業界実績——食品メーカー・食品卸向けの支援実績、またはバイヤー・小売本部への商談実績が公式サイトで具体的に確認できるか
  2. 料金体系——料金体系(成果報酬型か固定型か)、成果地点(何を1件とカウントするか)、最低契約期間、初期費用の有無
  3. アポ商談の質の担保——アポ・商談の定義や承認の仕組み、質を裏付ける実績が公開されているか

食品業界に関連する実績を公開する営業代行3社比較表

会社名業界実績料金体系アポ商談の質の担保
クイックセールス(紅JAPAN)人材業界・建設業界向けの支援事例を公開。食品業界向けの支援事例は公式サイト上で確認できず完全成果報酬型・成果地点は発注側が承認したアポ・承認アポ1件20,000円〜、初期費用0円・契約縛りなし(1ヶ月更新)発注側が獲得アポを承認・却下できる仕組み、却下アポは課金対象外、最短3営業日稼働
アズ株式会社(アポハンター)食品メーカー「株式会社千興ファーム」(馬肉加工・馬刺し製造販売、国内馬刺しシェア1位)への支援事例を公開成果報酬型(獲得率・アポ率に応じた段階制)7,000〜55,000円/件+初期費用30万円(テストコールなし)〜100万円(あり)・月額管理費10万円獲得率・アポ率に応じた段階制の単価設計、月額管理費に日次業務報告・営業会議を含む
株式会社セレブリックス「卸・小売本部の販路開拓代行」で健康食品メーカーの事例を公開。食品メーカー(日清食品)への営業研修支援実績も公開(営業代行とは別メニュー)個別見積もり・料金非公開、成果地点・最低契約期間・初期費用とも記載なし支援終了後も自走できるよう定量・定性情報をもとに型化・改善提案を実施。商談・アポの個別定義は確認できず

※掲載情報は2026年10月14日時点で各社公式サイトに公開されていた内容を確認したものです。料金は案件条件により変動するため、実際の金額は各社へ直接ご確認ください。

各社の詳細

クイックセールス(紅JAPAN株式会社)

クイックセールスは当社(紅JAPAN株式会社)が運営するサービスです。支援実績ページでは人材業界・建設業界向けの事例を公開していますが、食品業界向けの支援事例は確認できませんでした。業種を問わない完全成果報酬型のテレアポ・フォーム営業代行で、承認アポ1件20,000円〜、初期費用0円・月額固定費0円・契約縛りなし(1ヶ月更新)です。発注側が獲得アポを承認・却下でき、却下アポは課金対象外で、最短3営業日で稼働できます。食品業界での実績を重視する場合は、下記の他社と比較のうえご判断ください。

アズ株式会社(アポハンター)

東京都新宿区神楽坂に本社を置く、1800社を超える取引実績を公開している会社です。「アポハンター」は法人営業のアウトバウンド業務に特化した成果報酬型サービスで、公式サイトの導入事例ページには食品メーカーである株式会社千興ファーム(馬肉加工・馬刺し製造販売、国内馬肉製品生産量・馬刺し販売額など3指標で国内1位)の事例を公開しています。事例では「テストコールの際のアポイント先企業からも早速発注をいただいているし、見込み顧客も増えている」という声が紹介されています。料金は獲得率・アポ率に応じた段階制の成果報酬で、獲得率ベースは20%以上で7,000円/件・10〜20%未満で10,000円/件・10%未満で15,000円/件、アポ率ベースは6%以上で20,000円/件からと、達成率が高いほど単価が下がる設計です。これに加え初期稼働費用(テストコールなしで30万円、ありで100万円)と月額管理費10万円が発生するため、成果報酬型でも固定費が伴う点は事前確認が必要です。

株式会社セレブリックス

創業1992年・設立1998年の営業支援の総合会社です。公式サービスサイトには「卸・小売本部の販路開拓代行」という専用メニューがあり、新規販路開拓(卸店・小売本部のリサーチ、アポ獲得、商談実施)、既存取引先営業代行(本部商談代行)、テストセールス、POS・売り場・営業実績のデータ分析を支援内容として掲げています。同メニューの事例では健康食品メーカーの個店営業から小売本部商談までを支援し、「首都圏を中心に目標取り扱い店舗数増加を達成」したと公開しています。また食品メーカーの日清食品には社内の営業研修「セールスアカデミー」の支援実績も公開していますが、これは新規開拓の営業代行ではなく研修支援である点に注意してください。料金は個別見積もりで、金額・商談定義とも確認できませんでした。

領域別に見る選び方:メーカーの販路開拓と卸の取引先開拓で何が違うか

食品メーカーの販路開拓は、新商品を量販店・コンビニ・飲食チェーンのバイヤーに採用してもらう提案営業が中心です。今回比較した中では、セレブリックスの「卸・小売本部の販路開拓代行」が最も直接的に対応する領域で、本部商談代行やテストセールスまで一貫して扱っています。アズ株式会社も食品メーカー向けの支援実績を公開していますが、支援内容はテレアポによるアポ獲得が中心で、バイヤーとの商談そのものを代行するメニューではありません。

食品卸の取引先開拓は、仕入れ先メーカーの新規開拓や、販売先である小売店・飲食店への提案営業が対象です。今回比較した3社のうち、食品卸そのものを発注元・支援先とした事例を公開していた会社はありませんでした。卸の立場で検討する場合は、各社に個別の業界対応可否を問い合わせてください。

いずれの領域でも、料金体系が自社のリスク許容度に合うか、商談・アポの定義や承認の仕組みが明確かは共通の確認事項です。評価軸は営業代行会社の選び方チェックリスト、成果報酬型のアポ単価の幅は成果報酬アポ獲得の単価比較、業界横断の比較は営業代行のおすすめ比較【総合版】でも解説しています。

まとめ

  • 食品業界の営業代行は宣伝文句だけで選ばず、バイヤー・小売本部への商談実績が公式サイトで具体的に確認できるかを基準にする
  • 食品メーカーの新商品を量販店・卸のバイヤーに提案する販路開拓には、セレブリックスの「卸・小売本部の販路開拓代行」のように本部商談まで一貫対応するメニューが直接的に対応する
  • アズ株式会社は食品メーカー(千興ファーム)への支援実績を公開しているが、支援内容はテレアポ中心でバイヤー商談の代行ではない
  • 食品卸を発注元・支援先とした事例は今回の3社では確認できず、個別に業界対応可否を確認する必要がある

よくある質問

食品業界向けの営業代行会社を選ぶとき、最も重視すべきポイントは何ですか?

「食品業界に強い」という宣伝文句よりも、食品メーカー・食品卸向けの支援実績が企業名や成果とともに確認できるかを重視してください。食品メーカーの新商品提案はバイヤーや小売本部との商談力が求められるため、一般的なテレアポ実績だけでは判断材料として不十分です。確認すべき項目は営業代行会社の選び方チェックリストにまとめています。

「卸・小売本部への営業代行」と「テレアポによるアポ獲得代行」は何が違いますか?

卸・小売本部への営業代行は、バイヤーとの商談設計や本部との条件交渉まで支援するサービスで、セレブリックスの「卸・小売本部の販路開拓代行」が該当します。テレアポによるアポ獲得代行は、見込み先へのアプローチでアポイントを獲得するところまでが支援範囲で、アズ株式会社のアポハンターやクイックセールスが該当します。どこまでを代行してほしいかで、適したサービスの種類が変わります。

料金が公式サイトに非公開の会社は避けるべきですか?

必ずしも避けるべきとは言えません。セレブリックスのように、支援範囲が案件ごとに異なるため個別見積もりとしている会社もあります。ただし成果地点や最低契約期間もあわせて不明なことが多いため、比較検討の初期段階では単価や契約条件を明示している会社から先に確認すると進めやすくなります。単価の幅は成果報酬アポ獲得の単価比較でも解説しています。

掲載している実績・料金・契約条件は2026年10月14日時点の各社公式サイトの公開情報に基づく確認結果です。料金・実績・契約条件は変更される場合があるため、契約前に必ず各社へ直接ご確認ください。

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