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営業代行の費用比較——料金体系別の総額シミュレーション【2026年版】

営業代行の費用を比較するときにありがちな失敗は、「アポ単価○円」「月額○万円」という単発の数字だけで判断してしまうことです。 料金体系が違えば、同じアポ件数を獲得しても総額は数倍変わることがあります。この記事では、月10件のアポ獲得を3ヶ月続けたケースを想定し、料金体系別の総額を公開情報ベースでシミュレーションします。

評価軸:単価ではなく「総額」と「リスクの所在」で比較する

料金体系を比較する際は、次の2点を軸に見てください。

  1. 同じアポ件数を獲得したときの総額——単価や月額の大小ではなく、想定件数を当てはめた実際の支払額
  2. 成果が出なかったときに誰が損をするか——費用が発生する条件によってリスクの所在が変わる

この2点を押さえずに単価だけを比較すると、「単価は安いのに総額は高い」「月額は高いのに大量に使うと実質安い」といった逆転が見落とされます。

シミュレーション条件

以下の条件で、料金体系別の3ヶ月間の総額を試算します。

  • 想定アポ獲得数:月10件(3ヶ月で合計30件)
  • 初期費用・オプション費用は各社の公開情報に基づき加算
  • 金額は税抜表記。社名を挙げている項目は各社公式サイトの公開情報を2026年8月7日時点で確認、公開料金表のない体系は一般的な相場を目安として記載

料金体系別・総額シミュレーション比較表

料金体系代表的な会社単価・月額の目安月10件×3ヶ月(30件)の総額目安リスクの所在
成果報酬型アイランド・ブレイン、アポプロ、クイックセールスアポ・商談1件10,000〜35,000円程度、初期費用0円約60万〜105万円代行会社
複合型固定費と成果報酬を組み合わせる会社(個別見積り)一般に月額20万〜50万円+成果報酬15,000〜50,000円/件程度約105万〜300万円発注側・代行会社で分担
コール課金型soraプロジェクト月額50万円〜(3ヶ月契約〜)、アポ単価平均6,512円約150万円(定額)発注側
月額固定型総合支援型の会社(個別見積り)一般に月額110万〜190万円程度+初期費用約380万〜670万円発注側

同じ「月10件のアポを3ヶ月」でも、料金体系が違うだけで総額は最大10倍程度の開きが出ます。ただしこれは体系そのものの優劣ではなく、「何を買っているか」の違いです。以下で内訳を見ていきます。

成果報酬型:少量なら最も総額を抑えやすい

成果報酬型は、アポ・商談の獲得件数に応じてのみ費用が発生する体系です。初期費用や月額固定費がかからない会社が多く、成果ゼロなら支払いも0円になるため、今回の想定のように月間件数が少ないうちは総額を最も抑えやすい体系です。

株式会社アイランド・ブレインは商談1件20,000円(税別)の完全成果報酬型で、初期費用・月額固定費は一切かかりません。**株式会社ディグロス(アポプロ)**はアポイント単価10,000〜35,000円/件で、初期費用なし・最低ロット10件から利用可能です(リスト提供やレポートはオプション費用が別途発生)。クイックセールスは当社(紅JAPAN株式会社)が運営するサービスです。 承認アポ1件20,000円〜の完全成果報酬型で、初期費用0円・月額固定費0円・契約縛りなし(1ヶ月更新)です。発注側が承認・却下でき、却下されたアポは課金対象外のため、上記のシミュレーションよりさらに総額を抑えられる可能性があります。最短3営業日で稼働を開始できます。

複合型:固定費と成果報酬の中間

複合型は月額固定費に成果報酬を組み合わせた体系です。一般に月額20万〜50万円程度の固定費に、成果報酬15,000〜50,000円/件程度を組み合わせる設計が見られます。固定費で一定の稼働を確保しつつ、成果報酬単価を抑えられる点が特徴です。成果ゼロの月でも固定費は発生するため、成果報酬型に比べると初期リスクはやや高くなります。なお、複合型は業務範囲に応じた個別見積りとなる会社が多く、上記はあくまで一般的な目安です。実際の金額は必ず見積りで確認してください。

コール課金型:件数によらず月額が固定される

コール課金型は架電した件数に応じて費用が発生する体系です。soraプロジェクトはスタータープラン月額50万円〜(3ヶ月契約〜)で、公開しているアポ単価平均は6,512円です。月額50万円を平均アポ単価6,512円で割ると約77件相当になり、良質なリストで多くのアポを獲得できるほど1件あたりの実質コストは下がります。反対に架電してもアポが伸びない月は、月額分がそのまま費用として残ります。

月額固定型:総額は最も高いが、専任体制を買う

月額固定型は成果に関わらず毎月定額を支払う体系です。金額は一般に月額110万〜190万円程度が目安とされ、これに初期費用が加わるケースが多くなります。総合支援型の大手であるセレブリックスも公式サイトで「基本的には固定報酬でお受けしております」と案内しており、固定報酬型を主軸としています(具体的な金額は業務範囲に応じた個別見積りのため、公開料金表は掲示されていません)。今回の想定では総額が最も高くなりますが、これは専任チームによる戦略設計から改善提案までを含む総合支援を買っている点が背景にあります。月10件程度の少量運用ではなく、長期・大量のアプローチを前提にした体制です。

総額から見える使い分けの基準

シミュレーションから分かるのは、アポ獲得件数が少ないうちは成果報酬型が総額で有利という点です。目安として、月額固定型の月額を成果報酬単価で割った件数(例:110万円÷20,000円=月55件)を上回る量を安定的に必要とする段階になって初めて、固定費を払う総合支援型が総額で見合ってきます。まずは成果報酬型で反応を確かめ、量と勝ちパターンが見えてから固定費を伴う体系へ移行する順序が、総額の面でも無理がありません。料金体系ごとのリスクの所在はテレアポ代行会社の比較——料金体系別の選び方、固定報酬型の詳しい内訳は固定報酬型の営業代行比較で解説しています。

契約前に確認すべき注意点

総額シミュレーションはあくまで公開情報に基づく目安です。契約前には次の点を必ず確認してください。

  • 単価・月額に何が含まれるか——リスト作成費・レポート費などが別建てになっていないか
  • 最低ロット・最低契約期間——アポプロのように最低10件、または3〜6ヶ月の縛りがないか
  • 成果(アポ)の定義——承認・却下の仕組みがあるか、決裁者接続を成果とみなすかなど代行会社によって異なる

料金相場全体の考え方は営業代行の費用相場はいくら?、契約前の確認項目は営業代行会社の選び方チェックリストにまとめていますので、あわせてご確認ください。

まとめ

営業代行の費用は、単価や月額の数字だけでなく、想定するアポ件数を当てはめた総額で比較することが重要です。月10件×3ヶ月の想定では成果報酬型が最も総額を抑えやすく、月額固定型は総額こそ高いものの専任体制による総合支援を買う体系です。自社が必要としている量とフェーズを踏まえたうえで、料金体系を選んでください。

よくある質問

営業代行の費用は、結局どの料金体系が一番安いですか?

一概には言えませんが、月10件程度の少量運用であれば成果報酬型が総額で最も抑えやすい傾向があります。目安として、月額固定型の月額を成果報酬単価で割った件数(例:月額110万円÷アポ単価20,000円=月55件)を安定的に上回る量が必要になって初めて、固定費を伴う体系の総額メリットが出てきます。自社が必要とする月間件数を先に見積もったうえで比較することをおすすめします。

成果報酬型は初期費用や月額固定費が本当に0円ですか?

会社によります。アイランド・ブレインやクイックセールスのように初期費用・月額固定費が完全に0円の会社がある一方、アポプロのようにリスト作成やレポートがオプション費用として別途発生する会社もあります。「アポ単価×件数」だけで総額を見積もらず、オプション費用の有無を契約前に必ず確認してください。

コール課金型と成果報酬型はどちらを選ぶべきですか?

良質なリストがあり、アポ率に自信がある企業はコール課金型の方が1件あたりの実質コストを下げられる可能性があります。一方、初めて営業代行を使う企業や、リストの反応がまだ読めない企業は、成果が出なければ費用が発生しない成果報酬型の方がリスクを抑えられます。soraプロジェクトの公開アポ単価平均6,512円のように、コール課金型でも実績に基づく平均単価を確認したうえで判断してください。

掲載している料金・条件のうち、社名を挙げているものは2026年8月7日時点の各社公式サイトの公開情報に基づきます。公開料金表のない体系については一般的な相場を目安として記載しています。実際の金額は商材・ターゲット・業務範囲によって変動するため、契約前に必ず各社へ直接ご確認ください。

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