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営業アウトソーシング会社の比較——営業代行との違いも解説

「営業アウトソーシング」と「営業代行」は、検索すると同じ会社が両方の言葉で出てくることが多く、違いが分かりにくい領域です。 結論から言うと、明確な業界統一定義があるわけではありませんが、実際に各社の公式サイトを比較すると、**固定報酬でチームを常駐させ営業プロセス全体を任せる「アウトソーシング型」**と、**成果報酬でアポ・商談などのタスク単位を任せる「代行型」**という2つの傾向に分かれます。

この記事では、アウトソーシング型を掲げる会社を中心に公開情報ベースで比較し、営業代行との違いをどう理解して選べばよいかを解説します。なお、後述するクイックセールスは当社(紅JAPAN株式会社)が運営する営業代行サービスです。

用語整理:営業アウトソーシングと営業代行の違い

まず前提として、「営業アウトソーシング」「営業代行」「セールスアウトソーシング」という言葉は会社によって使い分けがなく、同じサービスを指して両方の言葉を使うケースも珍しくありません。そのため、会社名の呼び方だけで中身を判断するのは避けたほうが安全です。

そのうえで、公式サイトの料金・契約条件の書き方を比較すると、次の2つの傾向に分かれます。

  • アウトソーシング型——月額固定の業務委託費でチーム(インサイドセールス・フィールドセールス等)を常駐させ、営業プロセスの一部または全体を継続的に任せる。契約期間は3ヶ月〜が目安で、成果に関わらず費用が発生する
  • 代行型——アポ1件・商談1件といった成果単位で費用が発生する。成果報酬型なら契約期間の縛りが緩く、成果ゼロなら費用も0円になりやすい

どちらが優れているという話ではなく、**「継続的な営業機能を丸ごと構築したいか」「まず成果で検証したいか」**で向き不向きが分かれます。

比較表

会社名呼称・型料金体系契約期間支援実績
クイックセールス(紅JAPAN)営業代行(成果報酬型)完全成果報酬型。承認アポ1件20,000円〜、初期費用0円・月額固定費0円最低契約期間なしプロ営業20名以上の体制
セレブリックス営業アウトソーシング(固定報酬中心)個別見積もり制(公式サイトに金額の明記なし)要問い合わせ1,400社・12,700サービスの支援実績
セイヤク営業代行・アウトソーシング(固定報酬中心)個別見積もり制(公式サイトに金額の明記なし)契約から稼働開始まで約1〜2ヶ月2,800社を超える取引実績
スタジアム営業アウトソーシング(月額固定制)月額固定制の業務委託費(成果報酬型の支援は原則行っていない)最低3ヶ月〜支援初回継続割合90.7%、BtoB商材95.9%・SaaS/無形商材100%

※「要問い合わせ」「明記なし」は、2026年8月20日時点で各社公式サイトを確認した結果、料金・契約条件の具体的な記載が見当たらなかったことを意味します。金額を含む詳細は各社への問い合わせが必要です。

各社の特徴

クイックセールス(紅JAPAN)——成果報酬型で始めやすい代行型

クイックセールスは当社(紅JAPAN株式会社)が運営する営業代行サービスです。 承認アポ1件20,000円〜の完全成果報酬型で、初期費用0円・月額固定費0円・最低契約期間なしで運用しています。獲得したアポは発注側が承認・却下でき、却下されたアポは課金対象外です。プロ営業20名以上の体制で、契約完了後は最短3営業日で稼働を開始します。継続的なチーム常駐ではなく、まず成果で市場の反応を確かめたい企業に向いた設計です。

セレブリックス——アウトソーシング型の大手、実績数は業界最大級

セレブリックスは公式サイトで「1,400社、12,700サービスを売って来たセールスメソッド」と実績を明示しており、営業代行・リード獲得・営業組織強化・セールストレーニングなど幅広いサービスを展開しています。料金・契約期間は公式サイト上に金額の明記がなく、個別見積もりが前提です。実績数の規模では比較表の中で最大級と言えます。

セイヤク——リストからカスタマーサクセスまで一気通貫

セイヤクは公式サイトで「リスト作成からアポ獲得、商談対応、受注フォローまで、営業活動全体をまとめて任せることができる」と説明しており、営業代行・インサイドセールス・テレアポ・フィールドセールス・カスタマーサクセス・営業研修の6カテゴリでサービスを展開しています。契約から稼働開始までは「おおよそ1〜2か月程度」と明記されており、代行型の会社と比べると立ち上がりまでの期間が長めに設定されています。累計取引実績は「2,800社を超える」としています。

スタジアム——SaaS特化・月額固定制、成果報酬は原則なし

スタジアムは公式サイトで「月額固定制での業務委託費を頂戴しております」「成果報酬型でのご支援は原則行っておりません」と明記しており、比較表の中でも料金体系の方針がもっとも明確です。最低契約期間は「3ヶ月〜」、支援対象はBtoB商材が95.9%・SaaS/無形商材が100%を占め、初回契約の継続割合は90.7%と公開されています。SaaS・無形商材の企業が、インサイドセールスからカスタマーサクセスまで一気通貫でチームを組成したい場合に候補になります。

選び方:継続前提の体制構築か、成果での検証か

比較表の4社は、料金体系の違いから2つのグループに分かれます。

  • 月額固定・チーム常駐型(セレブリックス、セイヤク、スタジアム)——最低契約期間が3ヶ月前後からとなり、成果が出なくても費用が発生する代わりに、専任チームが継続的にプロセス全体を担う。営業プロセスを中長期で外部に構築してもらいたい企業に向く
  • 成果報酬・タスク単位型(クイックセールス)——成果が出なければ費用も発生せず、契約期間の縛りも緩い。まず市場の反応を検証したい企業や、営業組織をゼロから作る前段階の企業に向く

契約期間の縛りが撤退リスクに直結する点は契約期間の縛りで比べる営業代行——単月契約できる会社でも詳しく比較しています。料金体系ごとの総額の考え方は営業代行の費用比較——料金体系別の総額シミュレーション、SaaS企業がSDR/BDRを外注する場合の比較はSaaS・IT企業向け営業代行のおすすめ比較を参考にしてください。

まとめ

  • 「営業アウトソーシング」と「営業代行」に明確な定義の違いはなく、会社によって呼び方が混在している
  • 公開情報を比較すると、月額固定でチームを常駐させる「アウトソーシング型」と、成果単位で費用が発生する「代行型」の傾向に分かれる
  • セレブリックス・セイヤク・スタジアムはいずれも固定報酬中心で、最低契約期間が3ヶ月前後から設定されている
  • クイックセールスは成果報酬型・契約期間の縛りなしで、まず成果で検証したい企業に向く
  • 自社が求めているのが「継続的な体制構築」か「成果での検証」かを先に決めると、比較の軸がぶれない

よくある質問

営業アウトソーシングと営業代行は何が違うのですか?

業界で統一された定義はなく、同じ会社が両方の言葉を使うこともあります。ただし公式サイトの料金・契約条件を比較すると、月額固定でチームを常駐させ営業プロセス全体を継続的に任せる「アウトソーシング型」と、アポ・商談など成果単位で費用が発生する「代行型」という傾向の違いが見られます。会社名の呼び方ではなく、料金体系と契約期間を確認して判断することをおすすめします。

営業アウトソーシングは営業代行より費用が高いのですか?

一概には言えません。比較表のセレブリックス・セイヤク・スタジアムはいずれも公式サイトに具体的な金額の記載がなく個別見積もりのため、単純比較はできません。ただし、月額固定制で最低契約期間が3ヶ月前後からという傾向があり、成果に関わらず費用が発生する点は、成果報酬型の営業代行との大きな違いです。総額を比較する際は、想定する成果件数で割った「1件あたりの実質コスト」で見ることをおすすめします。

初めて外部委託するなら、どちらのタイプを選ぶべきですか?

営業プロセスやターゲットの当たりがすでについていて、中長期でチームを構築したい場合はアウトソーシング型が向きます。一方、まだ市場の反応が読めておらず、まず成果で検証したい段階であれば、成果報酬型の代行型のほうが費用リスクを抑えて始められます。判断に迷う場合は、まず成果報酬型で反応を確かめてから、継続的な体制構築が必要だと分かった段階でアウトソーシング型を検討する順番が現実的です。

掲載情報は2026年8月20日時点の各社公式サイトの公開情報に基づく確認結果です。料金・契約条件は変更される場合があるため、最新情報は各社公式サイトをご確認ください。

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