紅JAPAN株式会社

Column

新規開拓代行の比較——手法別(電話・フォーム・手紙・紹介)の使い分け

新規開拓代行を検討するとき、まず決めるべきは「どの会社に頼むか」ではなく「どの手法で接点をつくるか」です。 新規開拓の手法は大きく、電話で直接話す「テレアポ」、問い合わせフォームに送る「フォーム営業」、決裁者宛に送付する「手紙(レター・DM)」、既存の人脈を起点にする「紹介(リファラル)」の4つに分かれ、到達の仕方・反応が返るスピード・費用の発生条件がまったく異なります。

この記事では4つの手法を比較し、代表的なサービスを公開情報に基づいて紹介します。なお、後述するクイックセールスは当社(紅JAPAN株式会社)が運営するサービスです。他社情報は各社の公開情報に基づき、比較の公平性を保つため評価軸を先に示します。

評価軸:4つの手法を何で比べるか

次の4点で見ることをおすすめします。

  1. 到達の仕方——直接話せるのか、一方通行で届くだけなのか
  2. 費用の発生条件——成果報酬か、送信・送付ごとの従量か、月額固定か
  3. 立ち上がりの速さ——リストと文面があればすぐ動けるのか、準備に時間がかかるのか
  4. 向く商材・企業——単価や検討期間、決裁者の階層によって向き不向きが変わる

手法別比較表

手法到達の仕方費用感立ち上がりの速さ向く商材・企業
電話(テレアポ)直接会話できるが受付ブロック・不在に阻まれやすい成果報酬型はアポ1件15,000〜50,000円程度、固定報酬型は月額50万円〜早い(リストとスクリプトがあれば即日)電話での説明が伝わりやすい商材
フォーム営業担当者に直接届くが返信は相手次第の一方通行ツール型は月額数万円〜、伴走型は月額15万円〜、成果報酬型はアポ1件20,000円〜早い(リストと文面があれば即日)Web上の情報だけで検討が進む無形商材
手紙(レター・DM)決裁者個人宛に送付し開封率が高いとされるが反応は遅い手書きレターは1通300〜420円程度、印刷DMは要見積もり遅い(作成・印刷・発送で数日〜数週間)高単価・検討期間の長い商材、役員クラス向け
紹介(リファラル)既存顧客の信頼を経由し受注率が高くなりやすいが量は読めない代行会社への外注は一般化しておらず社内の制度設計が中心遅い(紹介の発生を待つ必要がある)単価が高く関係構築を要する商材

※費用感は各社公開情報および一般的な市場情報に基づく参考値です。正確な金額は各社の見積もりによります。

電話(テレアポ)——直接話せる速さと、受付ブロックという壁

テレアポは見込み顧客に直接架電し、その場でニーズや温度感を確かめながらアポイントを獲得する手法です。会話の中で反応を見て切り返せる即時性が強みですが、受付ブロックや不在に阻まれやすく、実際に話せる相手は限られます。

クイックセールス(紅JAPAN株式会社) は当社が運営するサービスです。承認アポ1件20,000円〜・初期費用0円・月額固定費0円・契約縛りなしの完全成果報酬型で、テレアポを中心にフォーム営業なども組み合わせます。他社との比較検討の1社としてご覧いただければと思います。

アイランド・ブレインはBtoB専門のテレアポ代行会社です。公式サイトでは「アポイント1件に対する成功報酬型なので、月額固定費用は一切必要ありません」と明記されており、商談1件20,000円(税別)の完全成果報酬型です。最低商談件数1件から発注できます(参照:料金ページ)。

テレアポ中心の代行会社をさらに比較したい方は、アポ獲得代行のおすすめ比較もあわせてご覧ください。

フォーム営業——担当者に直接届くが、一方通行になりやすい

フォーム営業は企業公式サイトの問い合わせフォームに営業文面を送信する手法です。担当者に直接届くため開封はされやすい一方、電話と違いその場で反応を確かめられず、返信するかは文面とリストの精度に左右されます。

**カイタク(KAITAK)**はBtoB向けの伴走型営業支援サービスです。公式サイトでは「事業成長に必要な営業プロセスを『設計・実行・改善』まで一貫して支援する、伴走型の営業支援サービス」と説明されており、特定の1手法ではなくマルチチャネルでの支援を掲げています。料金プランは「カイタクLITE」が月額15万円〜、「伴走型営業支援カイタク」が月額60万円〜、「カイタク グロースパートナー」が月額120万円〜の3プランで、利用期間はいずれも12ヶ月です。このうち伴走型営業支援プランの手法は「マルチチャネル(フォームDM/ハガキDM/手書き手紙/フルコールなど)」と記載されています(参照:料金プラン)。

フォーム営業の料金体系別の比較は、フォーム営業代行の比較で4タイプに分けて詳しく解説しています。

手紙(レター・DM)——役員クラスに届くが、時間がかかる

手紙・DMは決裁者個人宛に送付する手法です。日々大量のメールや電話に埋もれる担当者と違い、個人宛の封書は開封される確率が高いとされ、役員クラスへの到達を狙う際に選ばれます。ただし文面作成・印刷・発送という工程を経るため、即時の反応は期待しにくい手法です。

ロボットレターは手書き風の手紙による営業代行サービスです。公式サイトでは、封筒・便箋をすべて手書きするスタンダードプランが1通380円〜(税込418円〜、最小ロット100通)、封筒手書き・便箋印刷のライトプランが1通300円〜(税込330円〜、最小ロット1,200通)と明記されています。文字の手書き・封入・切手代・発送作業を含み、納期は最短5営業日です(参照:公式サイト)。

**新規開拓ラボ(BtoB DMパック)**は法人向けダイレクトメールの一括代行サービスです。公式サイトでは「法人リスト、DMのデザイン、印刷、発送の全てをワンストップでご提供」すると案内されており、デザイン校了後は最短翌日投函・2日後到着というスピード対応をうたっています。料金は公式サイト上に明記がなく、見積もり確認が必要です(参照:BtoB DMパック)。

紹介(リファラル)——受注率は高いが、量をコントロールしにくい

紹介は既存顧客・取引先・社内の人脈を起点に、信頼できる紹介者を経由して新規の商談機会を得る手法です。紹介者の信頼をすでに持った状態で商談に入れるため受注率が高くなりやすい一方、電話・フォーム・手紙のように「架電数」「送信数」を積み増して量を作ることが難しく、いつ・何件発生するかを代行会社側でコントロールしにくいという制約があります。

電話・フォーム・手紙と異なり、紹介経由の新規開拓を専業で代行し、料金体系や成果条件まで公開している会社は今回確認できませんでした。実態としては、外注よりも既存顧客への継続的なフォローや社内の紹介制度(インセンティブ設計を含む)を整備し、中長期で育てる手法として扱われています。

どう使い分けるか

  • とにかく早く商談数を作りたい——電話・フォームは、リストと文面があれば即日動ける手法です。母数を稼ぐ立ち上がりの速さを重視するならこの2つが候補になります
  • 役員クラスなど、電話やフォームでは届きにくい相手を狙いたい——手紙は反応までに時間がかかる分、決裁者個人への到達を狙う高単価商材に向いています
  • 単価が非常に高く、信頼構築に時間をかけられる商材——紹介は量を読みにくい分、既存顧客との関係を土台にじっくり育てる手法として位置づけるのが現実的です

複数の手法を並行して使う代行会社もあります。電話が届きにくい企業にはフォーム、フォームの反応が薄い企業には電話で補うといった運用が可能です。自社の商材が「電話で説明したほうが伝わるか」「Web上の情報だけで検討が進むか」を整理したうえで、手法とそれを得意とする代行会社を選ぶ順序をおすすめします。契約前に確認すべき項目は営業代行会社の選び方チェックリストにまとめています。

よくある質問

電話とフォーム、どちらの反応率が高いですか?

一概には言えません。電話はその場で会話しながら温度感を確かめられる一方、受付ブロックや不在で届かないことがあります。フォームは担当者に直接届きますが、その場で反応を確かめられず、返信するかは文面とリストの精度次第です。商材が電話での説明を必要とするか、Web上の情報だけで検討が進むかで向く手法が変わります。

手紙(DM)は今どき効果がありますか?

電話やメールに比べて到達手段としての希少性が高く、個人宛の封書は開封される確率が高いとされています。特に役員クラスなど、電話やフォームでは接点を作りにくい相手へのアプローチとして選ばれる手法です。ただし文面作成・印刷・発送の工程を経るため、即時の反応は期待できず、高単価・検討期間の長い商材向けの手法です。

紹介(リファラル)は代行会社に外注できますか?

電話・フォーム・手紙と異なり、紹介経由の新規開拓だけを専業で請け負い、料金体系まで公開している代行会社は今回確認できませんでした。紹介は既存顧客や取引先との信頼関係を土台にするため、外部に丸ごと委託するより、自社で紹介制度やインセンティブ設計を整え、既存顧客フォローの延長として育てる進め方が実態に近いです。

掲載情報は2026年8月19日時点の各社公開情報に基づきます。呼称や機能・料金は各社で定義が異なり変更される場合があるため、成果の定義・費用の発生条件・契約期間は契約前に各社へ直接ご確認ください。

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