営業代行と営業派遣は、どちらも「外部の営業力を使う」手段ですが、契約形態から費用構造、マネジメントの責任所在まで、実務上はまったく別のサービスです。 どちらが優れているかではなく、自社の状況によって適する方が変わります。
この記事では両者の違いを比較表で整理し、「どちらを選ぶべきか」の判断基準を解説します。
比較表:営業代行と営業派遣の違い
| 比較項目 | 営業代行 | 営業派遣 |
|---|---|---|
| 契約形態 | 業務委託契約(成果物・業務の委託) | 労働者派遣契約(労働力の提供) |
| 指揮命令権 | 代行会社側にある | 発注側にある(自社の指示で動かせる) |
| 費用構造 | 固定報酬(月30万〜70万円)または成果報酬(アポ1件1.5万〜4万円) | 時給・月額制(1人あたり月40万〜80万円+派遣会社マージン) |
| マネジメント負荷 | 低い(代行会社が管理) | 高い(教育・管理・評価は自社の仕事) |
| 立ち上がり速度 | 早い(最短数日〜2週間) | 遅め(人選→就業開始→教育で1〜2ヶ月) |
| ノウハウの残り方 | 残りにくい(外部完結) | 残りやすい(自社の指示系統で動くため) |
| 成果への責任 | 代行会社が負う(特に成果報酬型) | 負わない(労働力の提供が契約内容) |
| 向くケース | 新規開拓を丸ごと任せたい/営業組織がない | 自社の営業プロセスに人手だけ足したい |
本質的な違いは「指揮命令権」と「成果責任」
営業派遣は「人」を借りる契約です。 派遣された営業パーソンは自社の指示で動くため、既に営業プロセスが確立していて「回す人手が足りない」場合には有効です。ただし、教育・管理・評価はすべて自社の仕事で、成果が出ない場合の責任も自社側にあります。
営業代行は「機能」を借りる契約です。 リスト作成からアプローチ、アポ設定までを外部が完結させるため、営業組織がない企業や、新規開拓のプロセス自体を持っていない企業でも立ち上がります。特に成果報酬型では、成果が出なければ費用が発生しない構造のため、成果責任が代行会社側に乗ります。
費用の考え方:単価ではなく「成果1件あたり」で比較する
派遣1人月50万円と、成果報酬のアポ単価2万円は、そのままでは比較できません。比較するなら**「アポ1件(または有効商談1件)あたりのコスト」**に揃えます。
- 営業派遣:月50万円で月20アポ獲得できれば1件2.5万円。ただし10アポなら1件5万円で、成果が出なくても費用は固定
- 成果報酬型営業代行:アポ1件2万円なら、何件でも1件2万円。ゼロ件ならゼロ円
営業プロセスが確立済みで再現性に自信があるなら派遣の固定費は薄まります。未確立・検証段階なら、成果報酬型のほうがリスク構造上は安全です。この判断軸は営業代行会社の選び方——契約前チェックリストでも詳しく扱っています。
選び方の目安
営業派遣が向くケース
- 営業プロセス・トークスクリプト・管理体制が既にある
- マネジメントできる責任者が社内にいる
- 中長期で営業人員を増やす前提があり、ノウハウを社内に蓄積したい
営業代行が向くケース
- 新規開拓のプロセスがまだない、または属人化している
- 営業採用が間に合わない・採用リスクを取りたくない
- まず市場の反応を確かめたい(成果報酬なら検証コストを変動費化できる)
成果報酬型の営業代行を検討する場合
クイックセールスは当社(紅JAPAN株式会社)が運営するサービスです。 完全成果報酬型(承認アポ1件20,000円〜・初期費用0円・月額固定費0円・契約縛りなし)で、発注側が承認したアポのみが課金対象になります。契約から最短3営業日で稼働するため、「派遣の人選を待つ間に代行で検証を回す」という併用も可能です。営業派遣と比較検討する際の1社としてご覧ください。
比較の観点は完全成果報酬型の営業代行おすすめ比較でも整理しています。
掲載情報は2026年7月21日時点の一般的な市場情報に基づきます。
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